ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」て何?場所は?歴史は?評判は?夏目庄吉って誰?|10/27

今日放送のナニコレ珍百景にて大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」が紹介されます。

一体どこにあるのでしょう、皆さん気になりますよね?

そこで今回は「ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」て何?場所は?歴史は?評判は?夏目庄吉って誰?」について紹介していきたいと思います。

ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」場所は?

場所は〒586-0072 大阪府河内長野市滝畑238にあります。

観光の際に訪れてみてはいかがでしょうか?

ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」て何?/h2>

磨崖仏(まがいぶつ)は、そそり立つ岩壁や岩壁を龕状に彫った内側に刻まれるなど、

自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指します。

切り出された石を素材に造立された石仏(独立石仏)は移動することが可能であるが、

磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができません。

ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」の歴史は?

張り紙によれば、なんでも大正時代、高野山へと通じていた付近の山道は非常に険しく、

たくさんの方が命を落とされたのだとか。

その悲劇に心を痛めたのが、当時の郵便局長であった夏目庄吉氏。

道中の安全と亡くなられた方の鎮魂のため、6年の歳月を経てこの磨崖仏を作り上げたのです。

調べたことによりますと、この河内長野、特に滝畑とその周囲は、地蔵信仰が盛んな地域であったそうです。

なんでもこの地域には、古くから「塞の神」(サエノカミ)と呼ばれる神が信仰されており、

自然石や大きな切り株をそれに見立てて祀り、村に厄災が入り込まないようにしていたのだとか。

それがいつしか地蔵菩薩と結びつけられてサエノカミ=地蔵となり、

この地域一帯には今でも多くの地蔵が見られるのだそうです。

ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」の評判は?

ナニコレ珍百景|大阪・河内長野にある断崖絶壁にある巨大な仏像「磨崖仏」を作った夏目庄吉って誰?

この夏目さんが一体どのような人物であったか。

それを伝える正確な資料は確認できませんでしたが、唯一、当時のこんな証言を見つけました。

昭和の三年やったかにな、郵便局の局長さんがな、ユリノのダムの堤防の下になる崖んとこの岩に観音さん彫ってな、おまつりしたァるんや。

あこの岩ァあんまりきれェやさかいな、観音さん彫ったんやちゅうけどな、わたしら小さいころでしたわ。岩のとこい足場してな、彫ってましたわ。
(引用元:河内長野市教育委員会『河内滝畑の民話』)

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Posted by yuukibaron