鉄腕DASH|福羽いちごの歴史は?福羽さんって誰?|7/7

2019年7月7日放送の鉄腕DASHでTOKIOが環境省から国産いちご第一号「福羽いちご」を譲り受けました。

今日、収穫になるようです。楽しみですね。

そこで今回は、「鉄腕DASH|福羽いちごの歴史は?福羽さんって誰?」について紹介していきたいと思います。

鉄腕DASH|福羽いちごの歴史は?

イチゴの歴史はとても古く、紀元前の石器時代に野生のイチゴが、ヨーロッパからアジアにかけて生えていたそうです。その後、14世紀頃からフランスやベルギーで栽培が始まって、18世紀頃に、現在のイチゴの原型が誕生したそうです。
現在『イチゴ』と呼ばれているものは、オランダで誕生した品種で、“南米原産のもの”と“北米原産のもの”の2つを掛け合わしたものだそうです。

イチゴが日本に伝わって来たのは、江戸時代の終わり頃でオランダの船で長崎に運び込まれていたことから『オランダイチゴ』と呼ばれていたそうです。
当時、イチゴは主に観賞用で、なかなか普及しなかったそうです。
その後、明治時代になると、アメリカやヨーロッパから様々な品種が日本に入って来ました。

この当時、東京の『新宿御苑』に農作物や園芸植物の栽培試験場があったそうです。
『新宿御苑』さんのホームページによりますと、1898年(明治31年)、この『新宿御苑』の栽培試験場で農学博士・福羽逸人(ふくば・はやと)さんがフランスの品種から、国産第1号のイチゴを作り出すことに成功しました。

そのイチゴは福羽さんのお名前から『福羽苺(ふくばいちご)』と名付けられました。
この『福羽苺』の子孫が『とちおとめ』や『あまおう』『とよのか』『さちのか』といった人気の品種です。
日本で生まれたイチゴのほとんどが『福羽苺』から生まれたことになります。

鉄腕DASH|福羽いちごの福羽さんって誰?

ふくば はやと
福羽 逸人

生誕     1856年12月13日、島根県

死没     1921年5月19日(64歳没)

国籍     日本

職業     造園家、園芸家、官僚、農学者

著名な実績  新宿御苑

親      佐々布利厚
養父    : 福羽美静

日本の造園家、園芸家、官僚、農学者で、位階・勲等は正三位勲一等、爵位は子爵。

宮内省で長く宮廷園芸技師として活躍し、小豆島のオリーブや「ふくばいちご」として知られるイチゴなど植物栽培、花弁果樹野菜等の品種改良など園芸分野で多く貢献をしたほか、

新宿御苑をはじめとする宮内省管轄の庭園等の整備、武庫離宮(須磨離宮)の庭園設計、栗林公園北庭および日比谷公園西洋花壇の設計に当たりました。

隣家に毎年菊花壇を設けて菊自慢をしていた人がいたことから、早くから、菊は変化に富み観賞花であることを知り、菊好きになっていったそうです。

特技は料理だそうです。

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Posted by yuukibaron